このブログについて
大学写真部を卒部し展示の機会がなくなったので作りました。機材ネタやら、いろいろな場面で撮った写真やらをアップしていきます。
機材一覧(心の趣くままに機材ネタしていく予定)
〈ボディ〉
-保有中
・Nikon Z7
・Nikon D800
・Nikon D750
-売却済
・Nikon D3S
・Nikon D7000
・Sony RX1R
〈レンズ〉
-保有中
・TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
・AI AF Nikkor 35mm f/2D
・Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50 ZF.2
・AI Nikkor 50mm f/1.2S
・AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
・TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025)
・NIKKOR-P.C Auto 105mm F2.5
・SIGMA 135mm F1.8 DG HSM
-売却済
・SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
・TOKINA AT-X 16-28 F2.8 PRO FX 16-28mm F2.8
・TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di LD Aspherical [IF] (Model A05)
・TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD
・AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
・NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
・AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II
・TAMRON SP AF60mm F/2 Di Ⅱ LD [IF] MACRO 1:1
・TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)
・TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)
〈その他〉
・Canon EOS 5D Mark IV
・Canon EF24-70mm F2.8L II USM
・TAMRON SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)
・EF50mm F1.8 STM
・DAGUERREOTYPE ACHROMAT 2.9/64 ART LENS
・Canon EF85mm F1.2L USM
-作例の機材データはFlickrのリンク先参照。
晩夏~年末 -2021年8月~12月
みなさま、あけましておめでとうございます。
ぼちぼち写真は撮っていたんですが、撮影業務の関係でLightroomをフル稼働していたり、論文を投稿していたり、その他諸々していたら夏の写真さえまだ供養していないことに気づきました。概ね時系列で行きましょう。
いかにも暑そうですね。今年の冬はなかなか寒いので隔世の感があります。
上の写真は9月末ですが案外人が写ってないと季節感がわからないような気がします。緑が青々としてるのが違いでしょうか。
今、こんな場所にいたら寒くていられない気もしますが、このときは全然大丈夫。大変気持の良い小旅行であったことが思い起こされます。
さて、10月の頭にはZシリーズユーザーお待ちかねのイベント、NIKKOR Z 40mm f/2の発売がありましたね。ほぼ無料(?)みたいなレンズだったので当然入手しました。それなりに線は太めですが絞れば解像しますし、近景開放はふんわりで前時代的な特性です。これがAFで動くのであれば大歓迎。割とつけっぱになっています。
ボケもそこそこきれいですよね。最後の写真を撮るときに、足を20発ほど蚊にやられたのはご愛嬌。
逆光はまあそこそこ。癖があるならコントロールすればいいだけで、概ね良好。若干ゴーストが出たり、パープルフリンジが出たりはします。そこらへんはまあコンパクトな3万円のレンズに文句をつけるものではない。
ここら辺も40mm。撮影レンズの情報はだいたいFlickrに飛んでもらえれば書いてあります。だんだん葉が色づいてきて、秋めいてきましたね。
再びZ40mm f/2で。開放は近接では面白いんですが中遠景だとやや甘いだけで個性があるわけではないような気もします。なので積極的に絞れる、というのはいいものです。ZeissのMPなんかは開放に味がありすぎてろくに絞れないので。
最後に紅葉など。色々なレンズで。花の写真などはNIKKOR 58mm f/1.4Gにエクステンションチューブをつけて近接で撮ったもの。天下一品の謎ボケですね。にじみのある、なだらかなボケ味です。色乗りがいいわけではなかったり、解像もまあそこそこだったりと万能なレンズでは決してありませんが、特定条件下では素晴らしいですね。
1年を振り返るには遅きに失した感がありますが、今年はどんな年になるんでしょうか。出たとこ勝負でたまに写真を撮りつつ過ごしていきたいと思います。それでは。
晩春~盛夏-2021年5月~7月
すごいスピードで時間が吹き飛んでいく2021年です。
実際の日付より1ヶ月くらい感覚が遅れてるイメージ。まあひくほど暑いので季節感だけはバッチリですが。
様々な紆余曲折を経てオリンピックが始まり、終わろうとしています。面倒なことを書く気はありませんが、今回の経緯の中で語られたメッセージの多くがこれまでと異なる響きを持つようになったことは注意すべきだと思います。オリンピックなんてのは所詮国民国家の物語の拡大再生産だ!なんて陳腐な政治性の告発で満足することなく、あるいは今回のご時世に従った安易な二元論(オリンピック賛成/反対云々)に問題を回収することなく、この雰囲気を覚えておく必要があるでしょう。
まあこういう雰囲気を撮れればよいのでしょうけど、そこまで力を入れることができていません。直情的に、目の前の良いと思ったものを撮っているだけです。こんな軽薄さのなかにも後から見返したときになにか残っているとよいな、と淡い期待を持っています。
だんだんとオリンピックから離れていきますが、最近なんとなく白黒にハマっています。先日導入したニコンの58/14のトーンは良いのに色乗りが微妙なのが悪い。すぐ色でごまかしたくなってしまうので、構図を詰めなきゃな、などとぼんやり考えています。
現像するやる気がなくて一気にやったので季節がアトランダムに並んでいます。フリッカーのリンクに飛んでいただければ撮影日はわかるかと。光というのは季節によって全く違うものですね。脈絡はありませんが、こんなところで。それでは。
春~2021年3月・4月
バタバタが過ぎる。
5月も終わらんとしているのにようやく春の写真を整理する今日このごろです。研究室のロッカーにカメラを突っ込んでいるので枚数自体はそこそこあるんですが帰ってきてまでパソコン開く気にならないんですよね。だいたい日が変わってるし。
今年の桜は全体的にかなりよかったですね。一番良いときに晴れてくれました。
桜は時の運というか、結局とりにいけるときに天気が良いときに晴れるかどうか。毎年同じところに行って似たような写真を量産してるだけな気もしますが、人間的な時間論の中に挿入された循環的な自然/本性を撮影しているということにしておきましょう(?)
だいぶん前ですがバタバタするちょい前に秩父に行ってきました。光がエモい。実質Tamron35/14一本しかもってかなかったわけですが、相変わらず良いですね。
場所性とか微塵も考えていない写真ばかり撮っている気がします。カメラは自分の中のリズムを整えたり、とりあえず暇つぶしで持ってたりするものなので、そこまで根詰めて撮る元気がないときが多い。ただアガリが一枚一枚良いと気分がよくなって、またカメラでも持ち出すか、と思う。それくらいの軽いノリの繰り返しです。
場所性がない、とは書きましたが、散歩がてらカメラを持っていって適当に記録すると、その後見れない景色が写ってたりするのも写真的なところかもしれません。もちろん場所を写す気があまりないので、自己満足の域を出ませんが。
3月末と5月末に2つピークがあったのですが、この内前半では疲れのあまり新機材導入に走っていました。AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gです。過去10年で出たFマウントレンズの中では一番ピーキーな気がしますね。開放ピン面が解像するわけでもなし、ナノクリなのでコントラストはつきますが、FマウントNikkorの定めなのか色乗りは控えめ、AFが早いわけでも正確なわけでもない。特徴はよくわからんほどなめらかなボケ味、このためだけに諭吉が10枚羽ばたいていきました。
結論から言うとまだまだ使い方を掴みきれてません。AFなのは大変便利なのですがいかんせん甘いし、絞るのも違う気がするし、何よりFマウントNikkorの色乗りは基本的に好きません(?)まあリセルも効くし、何よりハマったときは楽しいレンズなので最近は結局つけっぱです。売ってまで交換したいレンズは今のところないので。
最後に再び最近の記録写真。暗い渋谷はやっぱり新鮮ですね(研究室帰り)。これを撮ったのは5月初旬でしたが、最近同じ時間に通るとやっぱり人が多くなってきた気もします。まあ特に何も考えずに撮っている写真でした。また溜まったら書きます。それでは。
2021年1月~2月
きちっと一般的な四季の感覚に応じて寒くなって、暖かくなってな今日このごろ。
ほとんど積もりませんでしたが、1月末頃雪が振りましたね。
ちょうど大学にいたので、数枚拾ってきました。ストロボなくても案外映る、という発見。
打って変わって、別の日。50mmで適当に。久々にD750を私用で使いましたが、Z7に甘えるともうだめですね。
こっからはZ7。上は全部ZeissのMacro Plannar 50/2 ZF.2。こってり感と色乗りに惹かれてずっと使っています。そろそろ外装がボロい。
その他雑駁に。現像でいじりはしますが、基本的な色乗りって大切だな、と常々思います。現像しやすさももちろん変わりますが、何より撮って出しでいい感じだとテンションがあがります。自分のノリを整理してテンションをあげるために写真撮ってるところもあるので、こういう感覚的なところ大事。そろそろ135mmを振り回せるくらいの景色のところに行きたい。それでは。
晩秋~年末_2020年
タイトルからして、まだ年明けを受け入れられてないのが見え見えですね。
12月31日も1月1日も研究室にこもりきりだったので、年明けを受け入れられていないのはしょうがない(開き直り)
ところで、かるくポストしたとおり、CanonレンズをZ7につける邪悪なマウントアダプタを購入しました。
新しいレンズが複数本生えたみたいなものなので、研究に疲れると撮り歩いていたわけですが、いかんせん机に座ると作業が多すぎたので、現像がずれ込みようやく暇となった次第。
紅葉は85/1.2L、その他3枚はTamron 35/1.4。85は思ったより開放から解像してびっくりしました。普段5D4だとジャスピンこないので。35/1.4は相変わらずものすごいレンズですね。階調がめちゃくちゃなだらかに出てくれます。もちろん開放からピン面はバチバチ。ただ、色の出方は5D4撮って出しのほうが相性いいかも。まあ触るなら慣れてるNikonですね。
光の捕まえ方がうまいレンズは、使ってて幸せな気持ちになります。若干フリンジなどは出ますが補正可能。Zレンズのように収差ほぼゼロで透明な感じではなく、程よくレンズが主張してきます。でかいけど。
ここらへんも、全部35/1.4ですね。構図のバリエーションはありません。でも楽しいのでOK。
この3枚は高名な撒き餌EF50/1.8 STM。開放は若干ポヤポヤしてますし、逆光耐性もアレですが、別に等倍拡大して鼻息を荒げるために写真を撮ってるわけではないので、いいんじゃないでしょうか。多くを望まないなら、これ一本でいい、という人がいるのもわかります。すでに50mm3本目であと2,3本ほしいけど。
最後に再び85/1.2L。85mm、実は使ったことなかったので使い方がわかりません。とりあえずこんな感じで。それでは。
【レビュー】Fringer FR-NZ1【Canon EF→Nikon Z】
バタバタしすぎて写真は撮れど、ため続けてたわけですが、ようやく現像できました。ただし、バタバタすると思考力が鈍るので、サラッとお金が羽ばたいていきました。
Nikon党としてはいけない図柄してますね。というわけでFringerから出ているCanon EFレンズをNikon Zマウントボディに取り付けるAFアダプタ「FR-NZ1」を導入しました。そのレビューなど。
【動作等】
ネット上にも少ないながらレビューがありますが、基本的にAF含めかなりまともに動きます。ボディ内手ブレ補正、瞳AF等基本的に問題なし。精度もきちんと出ますし、Zに特有なAFの迷いを除けば、基本的にAFも迷いません。AF速度の劣化もほとんど見受けられないので、試してませんが動体も行ける気もします。取付面の制度も問題なく、概ねNikon純正のFTZ(Fマウント→Zマウント)のようなイメージで使えます。
違う点としては三脚座を取り外せること。FTZはモーター部も兼ねた三脚座が外せず、小さいレンズを付けると床においたときに安定しない、とか面倒なところがありましたが、このアダプタにはそういう事はありません。三脚座を外せば、きちんと底面がつきます。
Nikon Z7+EF85mm F1.2L
【動作確認等】
とりあえず今の所、動作したレンズ(取り付けボディはNikon Z7)
・SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)
・EF 24-70/2.8L II
・EF50mm F1.8 STM
・EF85mm F1.2L USM
公式の対応レンズリスト(http://stkb.co.jp/file/fr-nz1-lenslist.pdf)によれば、上3本については動作確認がされています。85/1.2 Lについては、購入前は2000年代前半発売の初代Lレンズが動くか不明で怖さもあったわけですが、取り付けてみるとあっさり動作しました。あの特徴的なモーターで動くもっさりAF/MFも問題なく合焦します。正直Z7のほうが、EFボディより精度が出るので、5D4につけるよりいいですね(?)
ただし、85/1.2Lについては、開放F値がどうやっても1.3にしかならない、というバグがありました。本当に1.3で撮影されているのか、表示上のバグなのかは不明。その他は絞れば絞ったなりなので問題ありません。この感じを見ると、EFレンズはほぼすべて動きそうな気がしますね。(FTZより対応レンズ幅ひろいじゃん。)
各レンズとも、レンズ情報は記録されません(当たり前)が、焦点距離、露出などは問題なく記録されます。現像のときは手動でプロファイルを合わせる必要あり。
【重さ】
キャップ等を取り払った純粋な重量だと以下。これはネット上になかった。
・FR NZ1(三脚座なし):146g
・FR NZ1(三脚座あり):162g
・FTZ:134g
FTZって軽いんすね……となりました。FR NZ1は外装も金属なので、気持ちずっしりきますね。ただし、EF50/1.8との組み合わせだと318g(キャップなし、フィルターあり)だったので、かなり気軽に使えます。Nikonは早くZの軽量単焦点を出してほしい。
Nikon Z7 + EF 50mm f1.8 STM
【不満点】
不満点は少ないですが、最もしんどいのはアダプタ裏面のパッキン。アダプタ裏面にはファームアップ用のMicro USB端子が付いてるわけですが、このパッキンが抜けやすすぎる。もうなくしてしまいましたが、結果的に端子が露出してしまっています。(もともと保証されてませんが)これで耐候性はゼロになったわけで、少し怖さはあります。まあ滅多使わないので、適当に塞いでおきます。
まあこんな感じで楽しく使っています。手近にEFレンズを使える環境があるので、純正かな?みたいなノリで使えるアダプタは良いですね。新しいおもちゃがたくさん増えたイメージ。各レンズの雰囲気とかはまた書きます。それでは。